「東京上空いらっしゃいませ」感想(ツイッターより再掲)
東京上空いらっしゃいませ、みた。超絶大傑作。事故死したはずのキャンペーンガールのユウがマネージャーの家に転がり込み…。相米作品の魅力は一つひとつの場面の美しさにあると思う。生きてることを確かめるように影を追いかける二人、結婚式の二次会で「帰れないふたり」を歌うユウ。鳥肌がたった。
牧瀬里穂がとても可愛い!ドタバタと動き回るおてんば感。あいかわらず相米の目線にロリコン趣味を感じるが…。長回しで彼女の躍動を捉える。超雑にハンバーガーつくる厨房のシーンとか、川越で幼なじみに「たくましくなった」と声をかけるところとか、どれを切り取ってもみずみずしい。
先に挙げたふたつの場面は本当にゾクゾクした。スクリーンで見られたことが幸せ。ストーリー自体は大したことないんだけど。映画のおもしろさを改めて実感。けど、あの篆刻の場面の安っぽさはどうにかならないのか。