「四月は君の嘘」感想
四月は君の嘘、全話みた。かをりが公生を呼ぶとき、「公生くん」でも「あなた」でもなく「君」なのがいいですね。近づき過ぎない距離感。それぞれの想いが交錯するコンクールは毎回ドラマティック。群像劇としても見応えがあるが、俺はどうしても椿の目線で見てしまった。どうか幸せになってください。
早熟の天才、かわいい幼馴染がいて、母親との確執に苦しめられている有馬くん。あまりに主人公的すぎる主人公だけど、それでもバランスを失っていないのは、このアニメが彼を周りから見ているから。エピソードごとに異なる人物の目線が持ち込まれる。だからこそドラマが深まる。良いアニメでした。