「ジョン・ウィック パラベラム」感想
ジョン・ウィック パラベラム、面白かった!こんどは世界中の暗殺者に狙われる。とにかく〈ゲーム的〉楽しさに溢れている。TPS風のガンアクションが最高。超絶上手いプレイ動画を見ているような気持ち良さ。流れるような手さばきでコンボ技を決めていく。空間の遷移もオープンワールドみたいだ。
いちばん好きなのは「フグです。毒がある」とか言って切り刻んだ残骸みたいなフグの肉片を客に出すスシ職人です。それをそのまま食う方もどうかしてる。なかなかに狂気を感じる名場面だった。ニューヨークの真ん中で馬って飼われてるんだ!とか、ことごとく男の急所を狙う犬とか…動物ネタもキレキレ。
無限に弾薬ひろって銃に補填するあたり「メタルギアソリッド」を思い出した。僕の弟は「ポータブル・オプス」でジョン・ウィック並みにヘッドショットを決めまくってました。不思議とコントローラを握ってプレイしているかのような感覚に。ナイフ投げ合戦やベルト鞭打ちスタイルなど小道具も楽しい。
あとハル・ベリーのアクションもとてもよかった。彼女がアクションできるのは知ってたけど、ここまで激しく動けるとは。カサブランカのシークエンスは完全にキアヌを食ってしまう活躍と存在感でした。