「羊とオオカミの恋と殺人」感想
羊とオオカミの恋と殺人、みた。隣の部屋に住む美少女が殺人鬼だったら…。これはラブコメらしい。であるならば、ドギマギする駆け引きや、本当に自分の方向いてくれてる?って不安、相手に屈する喜びを、もっと丁寧に描いてほしかった。福原遥が猟奇的って、すごく魅力的だけど。中途半端かな?
どうせならもっとグロテスクに、コミカルにやるなら過激に、と思ってしまい、途中すこしウトウトしてしまった。新しいテイスト狙ってるんだろうけど。結局のところ恋は盲目、いや、狂気ってことなのだろうか。可愛いは正義。可愛かったら、殺人鬼でも「まるっと」好きになれてしまう?
江口のりこは捉え方がよくわからないこの映画に、コミカルな空気を吹き込んでいて、ちょうどいいバランサーだったと思う。杉野遥亮はあいかわらず表情が固い…。