「一条さゆり 濡れた欲情」感想
一条さゆり 濡れた欲情、みた。実在のストリッパーの半生を本人が演じる。実際の劇場で撮影した蝋燭ショーの迫力!PCの画面で見ても一条さゆりの体の重みと熱が伝わってくるような…エロさよりも「こんな世界があるんだ!」という驚きが勝る。本能に任せて生きるが故に反権力的という。面白かった!
これは映画館のスクリーンで見たらもっと面白いだろうと思った。ステージの上の甘酸っぱい汗の匂いとおっさんたちの湿った熱が俺の部屋にも充満していました。本当の主役は伊佐山ひろ子演じるはるみ。自由奔放な人だ。大阪の夏のじっとりした暑さと気怠さ!扇風機かけて汗かきながら自室でまぐわう姿。
警察なんて意に介さない。こういうテキトーな生き方もいいと思った。あれぐらい暑かったら全部どうでもよくなるんだろう。むしろ服脱いだ方が涼しくて心地よいかもしれない。全裸で交差点の真ん中に立つ開放感!メチャクチャ笑った。牛乳仕込んでみたり、一条さゆりに勝たんと努力する健気さも良い。