ANNA アナ、みた。いくつもの顔を持つ〈マトリョーシカ〉のアナ。いい湯加減の女スパイ映画でした。熱過ぎず、ぬる過ぎず。常人離れしたスタイルのサッシャ・ルスが繰り出す、しなやかでパワフルなアクション!レストランの場面は最高だった。彼女が変装してピストルを構えるだけで満点の映画です。
ルーク・エヴァンスとキリアン・マーフィ。アナを取り巻く二人の男。いつも通り、期待通りの役回りだった。終盤のアクションがレストランの場面に盛り上がればなあと思ってしまうのは贅沢でしょうか。もっとサッシャ・ルスが暴れまわるのを見たかった。男性には出せない格好良さなのよねえ。