「ストレンジャー・シングス」シーズン3 全話感想
ストレンジャー・シングス シーズン3、全話完走!いちばん面白かった。シーズン2が流し見だったので最初追いつくのに時間かかったが…エルとマイクの恋の行方、町に忍び寄るソ連の影…などなど常に4つぐらい話が同時進行だからホントに忙しい笑 エルとナンシーがメチャクチャかっこいいのですよ。
マイクたちオタク少年たちのワチャワチャ感、相変わらずいい。しかし、いつまでも秘密基地で遊んでられない。「俺のこと仲間外れにする気かよ!」と怒るウィルの気持ちもわかる。つねに時は流れ、人生は変化していく。このシーズンの中心テーマでもある。対してちょっと大人なエルとマックス!可愛い。
このドラマがうまいなあと思うのは、目線が子どもだけに定まらない点。ジョナサン&ナンシーと、スティーブ&ロビンのお兄さんお姉さんコンビ。若者の目線。子どもたちをぐいぐい引っ張っていく。機転は利くし頼りになるけど、振り回されがちなところも。そしてジョイスとジム。大人、そして親の目線。
なんだかんだ彼らはずっと子どもたちを心配している。彼らに背負わせてはいけないとも感じている。ちゃんと責任感ある大人が出てくるというのは心強い。子ども、若者、大人。それぞれの〈らしい〉感性と発想で町の危機に立ち向かう。無謀に突っ込んでみたり、作戦を立てたり、はたまた職権乱用したり笑
今回、ショッピングモールがメインの舞台になるが、これがとても良かった。80年代ハリウッド映画の定番。ここに様々なギミックが仕掛けられていて、ダスティンやロビンの出会いから、クライマックスの壮絶な戦いに至るまで、あれもこれもと楽しいドラマが盛りだくさん。とても満足。シーズン4はやく!