透明人間、面白かった。夫の束縛から抜け出したはずのセシリアの身に、不可解な出来事が起こり始め…。2時間ひたすらスクリーンに噛り付いてしまう映画でした。何もないはずの空間にただよう圧、自分にしか〈見えない〉ものが〈見える〉。騒げば騒ぐほど疑われる…だけで終わらない!大傑作!
緊迫感の高まる場面は長回しで。カットを切らない。どうやってこの局面を切り抜けよう?セシリアと一緒に考える。エリザベス・モスの顔が凄まじい。カサヴェテス作品のジーナ・ローランズ的な。追い詰められた人間から滲み出る〈狂気〉がある。ガジェットのデザインも良かったし、最後の展開も好き。