クリシャ、みた。息の詰まる映画だった。不安げな顔で妹の家に向かうクリシャを長回しで捉える冒頭。この時点で破局の予感がする。表面上取り繕ってる感じの親戚一同。いやぁ〜、このひと気遣われてんなって笑 途中何度か寝かけたけど、ぎゅっとエネルギーを溜め込んでのラストは好き。
トレイ・エドワード・シュルツは「WAVES ウェイブス」があざとい上に長くてあんまり好きじゃなかったのだけど、本作ぐらいソリッドで一本勝負な映画の方がハマるかもしれない。じぶんが蚊帳の外のときの親戚のガヤガヤ感ってたしかに不快だよなと思った。この胃もたれ感はグザヴィエ・ドランに近い。