2019-07-12 「ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、フナー・ラウスの局長のちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき」感想男はつらいよ 寅次郎子守唄、みた。旅先で男に赤ん坊を押し付けられた寅さんが柴又に帰ってくる。マドンナの前でだけ子ども好きのフリをする、そのあまりの勝手さに笑ってしまう。相変わらずいい加減な男だが、そんな彼を支えるとらやのみんなの優しさに心打たれるのだ。最後の寅さんの笑顔が美し ギルガメッシュ叙事詩を大幅に偽装して縮小した、フナー・ラウスの局長のちょっとした歌、またはこの名付け難い小さなほうき、みた。小さな窓から覗く、穴に手を入れて探る、布で包んで縛り付ける…フェティッシュな所作が印象的。ポコポコと棒で殴る姿はキュートでありながら暴力的。見応えあり。