「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」感想
映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて、みた。宇宙人のララと星から生まれたユーマ。うたでつながる歓びと、しあわせな時間を手放したくないというエゴ。それでも旅立ちを祝福するのが本当の絆。遠い空に輝く友を想う、その優しさに涙する。親の子離れの寓意と見ても面白い。
オープニングの宇宙空間のバトルからグッと心掴まれる。マリオカートの「レインボーロード」のようにきらびやかな星々が美しく輝く空で、少女たちは力強く羽ばたく。そのリズミカルな動き!「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のソコヴィア戦を思い出しました。逆に最終戦が物足りない…。
白眉はひかりとララとユーマの世界旅行と終盤のとある演出。世界はとてつもなく広く、不思議で、豊かなものなのだ。そしてこの素敵な思い出がある限り、たとえ離ればなれになったとしても、私たちは元気にやっていけるよと。そういう美しさがあのギアナ高地やウユニ塩湖にはあったと思うんです。