「バトル・ロワイアル」感想
バトル・ロワイアル、みた。いまや擦りに擦られた設定だけれども、やっぱり面白い。人がバタバタとテンポ良く死んでいく展開は、さながら「仁義なき戦い」のクライマックス。仲良く生き残ろうとしてたのにひとりが青酸カリ盛ったせいで殺し合いがはじまる女子集団のくだりがとても良い。
デブが最初の方に死ぬのは定石だな〜とか、山本太郎ってやっぱりいい役者なんだよな〜って、ぼそぼそ言いながら見たくなる映画。制服の子どもたちが血まみれで倒れていく。シチュエーションとしてあまりにあり得ない、映画の中でしか見れない光景だからこそ、ワクワクするし、求めてしまう。背徳感。
デブが最初の方に死ぬのは定石だな〜とか、山本太郎ってやっぱりいい役者なんだよな〜って、ぼそぼそ言いながら見たくなる映画。制服の子どもたちが血まみれで倒れていく。シチュエーションとしてあまりにあり得ない、映画の中でしか見れない光景だからこそ、ワクワクするし、求めてしまう。背徳感。
ただ「走れ。」というまっすぐすぎるメッセージは、そんな時代だからこそ迫力を持って響いてくるかも。「きれい…みんなが死んだ場所なのに」ってセリフも好き。とんでもないことが起きたのにふと他人事のように思えたり、カタストロフの跡を美しいと思う感覚。テロップ演出を含め、エヴァと共鳴する。