「モダン・ラブ」シーズン2第1話:感想
モダン・ラブ シーズン2第1話、観た。ジョン・カーニー監督回。八月ににしては肌寒いこの夜にちょうどいい温かさだった。オンボロだけど手放せないスポーツカーの物語。モノに染み付いた思い出や匂いってあるよなあ。その想いは他人と共有できないからこそ愛おしく、また、たまらなく寂しいのだ。
ちょっとだけ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を思い出した。オンボロでも乗りたい、途中で故障して止まってしまうかもしれないけど手元に置きたいんだって感情、とてもわかる。主人公の心の揺らぎが切実で、だからこそ最後の夫との会話に救われる。一話目から最高でした。