WAVES/ウェイブス、みた。試写にて。音と色彩、そしてLOVEとHATEの映画だった。マイアミの陽射しのようなパステルカラーからビビッドで刺激的な赤と青のコントラストへの変化、主人公の脳内と共鳴する鮮やかな音楽。監督の次作が楽しみ。映画館で体感すべき!
世界中が敵のように感じられる、どこまで行っても逃げ道がない。それでも必要なのは憎しみではなく、愛なのだ。まあ正直2時間15分は長いかなあって気もするし、荒削りな部分はあったのだけど。身体の芯まで重く響く音と、豊かな色彩で表現される心の明暗は、映画館の環境ならではの迫力があった。