「ポルトガル、夏の終わり」感想
ポルトガル、夏の終わりをみた。起伏がなくてまあまあ寝てしまった…笑 死期迫る大女優がポルトガルの街・シントラに親族を呼び寄せ…。人はこの歳になっても孤独なのかと。大人って大人じゃないのかもしれない。私が主役だと言わんばかりに存在感を放つシントラの街並み。いつかバカンスしてみたい。
大女優がバカンスで…という設定のブルジョワ考えイマイチ惹かれなかった。お金ある人の悩みなのかなあって笑 イザベル・ユペールとマリサ・トメイのやり取りは色気があったなあ。群像劇だが、いちばん好きなのは冷え切った夫婦のエピソード。愛は永遠ではないのだ。
不気味なまでに穏やかなラストショットが印象的だ。あの向こう側に、何があるのか。いかにもフランス映画!なテンポ感。時間をたっぷり使って描かれるこの物語に大きなドラマは起こらない。ゆえに眠気を誘うが、たまにはこういうのもいいかな?ちゃんと睡眠取ってから見ましょう。