「ライアー×ライアー」感想
ライアー×ライアー、みた。家の間取りがいい。広めの玄関と、小さな踊り場のある階段。家の中で「うっかり会ってしまう」空間に、物語がある。ギャルメイクした血の繋がっていない姉に弟が恋する。そんな無理のあるシナリオを、なんとか実写の世界観に引き寄せる森七菜!烏丸くんは情緒がおかしい。
小関裕太もあれだけエキセントリックなキャラに配役されて大変だったのではと推察してしまう。そもそもあれで「善いひと」扱いされてるのがおかしい。姉と弟が惹かれ合うのはいいんだけど、さすがに終盤の彼は…。ズカズカ家に上がって際どい質問するし、日帰りのはずだったのに泊まりになるし。
森七菜のギャルメイク、あの映画の中では「かわいい」設定なのだろうか。個人的には似合ってないなと思ってしまって。狙った違和感なのか、俺の感性の問題なのか。透くんもゲキ重だもんな〜。松村北斗のルックスでかろうじて粉飾できているのかも…しれない。「好き」って言われる前に一人暮らしって。