「ミューン 月の守護者の伝説」感想

ミューン 月の守護者の伝説、観た。世界に昼と夜を取り戻すべく奮闘する森の子の冒険を描く。たのしかった。神話的だが可愛らしい世界観。ソホーンは嫌らしいジョックスかと思いきや優しさを垣間見せる。グリムの賢いけど頭でっかちな感じもキュート。ミューンの「弱み」が「強み」になる瞬間も素敵。

日本語吹き替え便のキャスト、とても良かったな。特にグリム役の武藤詩織。このキャラに色気を与えていたと思う。もちろんミューン役の大橋彩香もハマってる。ここ数年、海外アニメの良作が日本にも輸入されてきていて、もしかしたら恵比寿はその中心地になるかもしれないと期待している。

トム・ムーア作品は恵比須ガーデンシネマで公開されているし、東京写真美術館では「ロング・ウェイ・ノース」をはじめ様々な海外アニメのメイン館になっている。８年前の作品ながら、映像だけでなく、音楽の使い方も良かったと思う。子ども向け作品だけどミューンとグリムの関係はドキドキしたな。