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「ランペイジ 巨獣大乱闘」感想:生身でも勝てそうなロック様

こんにちは。じゅぺです。

今回は「ランペイジ 巨獣大乱闘」について。

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ランペイジ 巨獣大乱闘」は、宇宙ステーションから落下した薬品によって野生生物が巨大化し、人間たちを襲うアクション/パニック映画です。元ネタはゲームだそうで、ハリウッドもなかなか原作不足だなと思います。主演はドウェイン・ジョンソン。この時点でなんとなく作品のテンションが掴めますね。

見る前からあまり自分がハマるタイプの作品ではないだろうと薄々感じていました。案の定、途中で寝落ちしました。怪獣映画として期待して見ると、肩すかしを食らいますね。

まず、あまり悪役の印象が強くない。というか、魅力がないんですよね。もっと身勝手で邪悪な存在にしてくれないと、こっちも十分に憎むことができません。彼らのやっていることと言えば、モンスター放し飼いぐらいなので、もっと気に入らない奴を巨大ワニの口の中に放り込むぐらいのムチャクチャさは見せて欲しかったところです。

ロック様ことドウェイン・ジョンソンは人気も頷ける圧倒的スターオーラを放っていました。かつてのアーノルド・シュワルツネガーのような感じでしょうか。墜落したヘリからほぼ無傷で生還してい?ので、巨大化としたゴリラと大差ない能力の持ち主だと思います。これだけの機転と筋力があれば、生身でモンスターたちと殴り合っても勝てそうな気がしてきます。

また、デイビスとジョージの友情もひとつのテーマになっています。彼らの絆の強さは単なる動物/人間の関係を超えて深いです。ただ、やっぱり盛り上がりには欠けて、物語の味つけ以上の効果はなかったかなと思います。

午後ロードの枠で編集されたバージョンで見たい作品です。余計なドラマパートは省いて、白いゴリラが大暴れする場面だけ流しても、それなりに楽しめるのではないかと思います。